2020.11星組『エル・アルコン-鷹-』
おはようございます!
いままでインスタで観劇の感想をひたすら書いていましたが、今度からはてなブログで書いていくことにしました✍️
こういう風にブログをしっかり書くのは大学生ぶりなので、もう設定からてんやわんや。探りながらのスタートです。
ということで、記念すべき初投稿を飾るのは、星組梅田芸術劇場公演『エル・アルコン-鷹-』/『Ray -星の光線-』です!
(スマホからだとフォントとかどう設定したらいいかわからない…)
あらすじは公式さんにお任せとして…
https://kageki.hankyu.co.jp/sp/revue/2020/elhalcon/index.html
私は11/21(土)16:30公演と11/23(祝)16:30公演を劇場で、11/28(土)13:00公演をライブ配信で観劇しました。
まずは、『エル・アルコン-鷹-』。
16世紀のイギリスが舞台。
史実をもとにお話が描かれているので、世界史を専攻していた人は懐かしく感じるかと。
ティリアンの小さな頃からスタートし、そのあと主題歌に合わせ登場人物が勢揃いの場面を見ると、宝塚を観にきたぞー!!って気持ちになる。
礼真琴さんこと、ことちゃんが演じるティリアンは、開演アナウンスからティリアンボイス!!ことちゃんの低音ボイスにさらに磨きがかかって、ドス黒い低〜い声になっていました。
もうそれだけでもう痺れる。(笑)
今までのことちゃんってエネルギー放出系のお役が続いてたと思うけど(トップになってからだとヴォルフガングに丹礼真)、ティリアンは内に秘めた野心をメラメラ燃やしている内側のエネルギーをとてもよく表現されていた気がします。
何より極悪非道(に見えがち)なティリアン、なんせカッコいい♡♡赤と黒のお衣装がとってよお似合い!!
ことちゃんのティリアンは単なる極悪非道な人物には感じませんでした。
ふとした瞬間の孤独の哀愁と、万里柚美さん演じる母親のイザベラの接し方、舞空瞳さん演じるギルダとのを接し方を見て本当はとても愛情深い人ではないのかと。
ただ、イギリスと敵対しているスペイン人のため虐められたり、父親が定かではない中で自分の存在を模索していて孤独を感じ、自分の存在価値を見出すために野心のままに生きる(スペイン艦隊アルマダの軍人を目指す)ようになったのではないかと私の憶測です。
そして地頭がいいよね、ティリアン。
(もしや初演のとうこさんって地頭がいいお役多い?スカピンのパーシーとかもそうだし…)
こっちゃんティリアンって正直である意味まっすぐでわかりやすい人だよね!!
有紗瞳ちゃん演じるペネロープ・ギャレットは昇進のためのコマとしか思っていないから、ペネロープを抱くときの目が笑ってない。凍っていて見ている方が怖い。
なのに「もう1度ここに来なさい」と言われたら、そりゃあ私だって嫌がる素振りはするもののキュンとときめいてしまうわと。笑
そんなティリアンがギルダを誘う時は、めちゃくちゃ甘〜い(歌)声で誘うし、目が本気だし、開襟までしてるしで、もうときめきでしかない♡♡
やっていることはぶっ飛んでいるけど、こういう真っ直ぐな人嫌いじゃないなと思いながら見てたのでした…。あーあ、カッコよかった…。ティリアン…笑
ことちゃん包容力が出てきたよね。
さて、続いて舞空瞳さん演じるギルダ!!
オープニングでギルダが登場した時の高音がスコーンと綺麗に出てて感涙(´;ω;`)
ひっとんめちゃくちゃ歌が上手くなってて。観劇する度にひっとんの成長幅にただただ驚く。そして毎回感動する。
遠野あすかさんが大人っぽいイメージがあったので、ひっとんはどうなるか正直気になっていたのですが、やっぱりひっとんお芝居も上手いわ〜!!毎回お役になりきっててお芝居心があるなと思っていて。
あすかさんのギルダのイメージを壊さないように大切にしつつ、ひっとんならではの凛とした役作りになっていたかと思います!
何よりひっとんが「撃て、撃ち続けなさーい」とか言っているのが新鮮!これまたかっこいいんだよなあ(声がかわいいから、結果かわいいって声が漏れる)。踊りながらの剣捌きもめちゃくちゃキレッキレでカッコよかった〜♡
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ティリアンとギルダが絡むベッドシーンを始め2人の会話のところはやはり個人的にはキュンキュンするポイントでして。
ベッドシーンでギルダの傷跡を優しく愛おしそうに撫でるティリアンがたまらない。
このあとから、ふとした瞬間に2人ともファーストネームで呼ぶのでキュンキュンする。
あとギルダの領地のウェサン島を奪還し、ギルダに旗を渡すところ…照れ隠しみたいなティリアンがこれまたかわいいんだよな。
やっぱりティリアンに恋してるし、ギルダに憧れるわ。笑
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そして愛ちゃんこと愛月ひかるさんのルミナスくん!
愛ちゃんあなたはなぜそんなにマント裁きが綺麗なのでしょうか…。
マントを翻しながら下手にはける場面があったんだけど、
愛ちゃんのキラキラ貴公子的なお役を久々に見ました!登場した時からの好青年な大学生が緻密に役作りされているなあと💡
私の中では、モンテ・クリスト伯の息子くん(アルベール)が彷彿されました!!
あかちゃんこと綺城ひかりさんのジェラード。ティリアン少年時代と今との年齢差を巧みに演じられてたなあと思いました!
あかちゃん自身若いし、顔も丸顔さんで若く見られがちだから、青年になったティリアンの時代のジェラードは髭をつけるだけではなく、髪の毛をもじゃもじゃにしたり、腰を曲げてたりしてティリアン少年時代との差をしっかり表されていました!
くらっちこと有紗瞳さんのペネロープ・ギャロップは漫画のキャラを表すために、くらっちにしては珍しいセリフ回しだったなあと!(いい意味で抑揚があまりない)
天華えまさんことぴーすけエドウィン・グレイムの同期のカップルも可愛かったです♡(ティリアンによって裂かれるけどw)
そして天飛華音くんのキャプテンブラック!
あまとくんは研5なのに舞台度胸もあるし、なによりお芝居も歌も(そしてダンスも)全部うまい!!これからが楽しみで仕方がありません(*´艸`)
他にも遥斗勇帆くんのエドワードや音波 みのりちゃんのジグリット兄弟もいい味を出していたり。今作品で専科デビューの万里柚美さんまさかの初演と同じティリアンの母役をされていたり。
個人的には輝咲玲央さんの渋おじと声がすきなので、たまらなかったりと…見どころがたくさん!
何より下級生も活躍してて、リトルティリアンを二條華ちゃんが、そして舞台となるプリマスの酒場の歌手を都優奈ちゃんが、今回の舞台では経緯は描かれてはいないけど、ティリアンに助けられついていくと決意した水夫のニコラスを咲城けいくんが演じていました!
正直私は宙組さん以外の各組の組子に疎かったもので、これで一気に下級生を覚えられたぞ!
星娘で忘れてはならない、桜庭舞ちゃんと水乃ゆりちゃん。
桜庭舞ちゃんことまめちゃんはなんて強烈な(キラキラ少女漫画の無知な女の子)のキャラを演じてて、もうインパクトがありすぎた!お衣装もピンクのフリフリドレスだもん!
水乃ちゃんはひっとんギルダの子役を演じてて、可愛らしかったです💓
ひっとんも水乃ちゃんもすらっとしてて超絶小顔の丸顔だもんなあ!
28日の千秋楽を見て、1週間前遠征した時よりもお芝居に深みが出てて舞台が引き締まっていたことに感動しました。
ことちゃんも挨拶で言ってたけど、8日間って短すぎる😭
ってつらつら感想書いてたらかなり長文になってしまった😱
Rayはまた別の記事で書きます!