オタクともちの観劇ブログ

manamania兼ヅカオタな私の気ままなあれこれ感想ブログ。

2021.4.7『エリザガラコン』’16年宙組ver.①


エリザベート
TAKARAZUKA25周年
スペシャル・ガラ・コンサート』
フルコスチューム2016年宙組ver.

 

本当は梅芸に入り浸りたかったのですが、決算時期でどうしても仕事を休めなかったので、せめて配信だけでもと4/7(水)17時の16年宙組ver.を見ました!!

 

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忘れそうなので、キャストをメモメモ📝
トート…朝夏まなとさん
シシィ…実咲凜音さん
フランツ…北翔海莉さん
ルキーニ…宇月颯さん
ルドルフ…蒼羽りくさん
ゾフィー…純矢ちとせさん
マックス…悠真倫さん
リヒテンシュタイン…芽吹幸奈さん
少年ルドルフ…矢吹世奈さん
マダム・ヴォルフ…大月さゆさん

ルドヴィカ… 愛純もえりさん
ヘレネ…琴音和葉さん
ターレイ…咲希あかねさん
グリュンネ…扇けいさん
ラウシャー…綾月せらさん
シュヴァルツェンベルク…貴澄隼人さん
ヒューブナー…如月蓮さん
ケンペン…美翔かずきさん
ツェップス…天真みちるさん
エルマー…麻尋えりかさん
シュテファン…煌海ルイセさん
ジュラ…蒼矢朋季さん
家庭教師…菜那くららさん
ヴィンディッシュ嬢…玲実くれあさん

 

5年前通いまくってたまぁ様トートを5年越しに見れるだなんて😭
しかもモダンミリーが幻となった今、退団後みりおんと初共演がまさかのエリザでそれだけで感無量です。


今回はまぁ様トートについて!
音域が広がった今、始まる前からきっと深化したトートを見ることができるだろうなと思っていたのですが…!
やはり期待以上だった😭😭😭
まぁ様って毎回我々の期待以上の舞台をつくられるから毎回満足度が高いのですが、今回もまさにでした!
退団してから3年半弱経つので、男役は…とか思ってたけど全然当時と変わらない!!
見た目でいうと今回完全な宝塚メイクではないため、特に目がシャープに見え、チークの色もシャドーが濃くない分オレンジがよく見えました。眉毛の角度も違うし、つけまも違うし。
何より補正が当時ガチガチだった閣下ですが、今回はそこまで補正をしたいるわけだはなさそうなので、特に脚が細く見えてより中性的に見える。なんかそれが私はまた違ったトートに見えて不思議でした。

とはいえ…始まって登場した時の閣下の空気感よ。まぁ様トートの大好きなところって劇場という空間を支配するところよ。閣下のお出ましだとなる。
それから目のお芝居・手の使い方・歩き方…。仕草は人外的だけど、セリフが少ないからこその目の表情の豊かさと、歌や表情から読み取れるトート閣下の感情が見えるところ。あんなに情がある閣下は初めてで。トートに感情移入ができたのはあとにも先にもまぁ様しかいないと思っています。
そして当時小池先生に言われたからこそ完全に掴んだんだろうなあと思う、音ハメ・照明ハメ!やっぱり大好き!ピタッとハマる空気感。
歌の感情表現が深まったまぁ様トートはバージョンアップして帰ってこられたのが印象的でした。


さて、印象に残っているところをピックアップ。
まず1幕の「愛と死の輪舞」ですが、当時よりも余裕がある愛と死の輪舞。当時出だしはどうだとヒヤヒヤしてた部分も正直あったけど、今は全然でした。音程にも余裕が出てきたからこそ、歌に感情が乗っててとても素敵だった♡
「嵐も怖くない」〜「不幸の始まり」の前にルキーニが「予定通りに…」と言った時に食い気味に「予定通りに行かない、番狂わせが面白い」ってドヤるところが大好きなんですが、ここも健在してたー!!最高♡♡


からの「最後のダンス」マイクを持って歌われているのを忘れるくらいだし、当時の振りで踊るし、カッコいい。やっぱりロックだよ、最後のダンス!
何よりさらっと歌われているのがかっこいい!最後ハイトーンでスカッと出されて終わるのが本当にかっこよかったんですけど!!
現役の時も公演回数が重なるたびにアレンジしていて、メキメキお歌が上手くなっているのを実感してたけど、さらにですよ!!
たまらない♡♡


1幕の闇広で革命家たちを煽るところも大好きで。マネさんも好きだと言っていた「行けぇ、ウィーンへ」ってウィスパーボイスと目線がよい。今回はエルマーをグイッと実際に押しているのもよかったな!


そして書斎のシシィをおいでよと誘うところ。
今回はフランツが去るところを上から見下ろしながら出てくるのが良いよね。フランツのこと嫌いな閣下よいよ!!
誘ってる時の嬉しそうな表情。なのに拒絶されてせっかく誘ったのに来なくて内心クッソーと思っている閣下が垣間見えるのがいいよね。
ミルクでふんってふてくされつつも、これは使えるじゃないか表情が変わるところも好き。
「そう」と「今」の言い方が大好きです。


そして1幕ラストの「お前に命〜」の時閣下に感情移入してしまって、苦しい、でも最高…😭ってなって1幕が終わるのがデフォルト。最後の目線がすごく好きなんですよ。

 


2幕はまず「私が踊る時」。
みりおんシシィが5年前よりも強くなってさらに貫禄が出たので、あの張り合いがさらに強くなってました!よかった〜♡


子ルドのところの「ママ、どこにいるの?」のトート閣下…なんてつまらなそうなお顔をしているの(笑)
前の時はまだ使えるかもと興味を持っていたオーラを漂わせてた気がするのに、閣下がルドに興味なくなってて、とりあえずシシィの子供だし…一応くらいな感覚で近づいていくのが面白かったです。やっぱりキャストをによって生まれる感情が違うんだろうなあ〜!


ドクトルゼーブルガーの部分は「死ねばいい」のマントと帽子を脱ぎ捨てるところが強くて、そのあとの歌もめちゃくちゃ強くなってて最高だった。特に「誤魔化すなよ〜お前は〜」のところの歌い方が好きでした♡
みりおんの表情も素敵だったんだよな。


はい、闇広!
懐かしい、りくくんルドルフとの並び〜!
もうルドルフを見ている時のつまらなそうな目…。笑
だけどルドルフを煽って、2番サビ前の「我慢できない〜」と歌ってるルドルフの時に目をパッと見開いてニヤッとするのがたまらなく好きです♡♡
実際に革命の前はりくくんルドを操っている感じがいいし、革命が失敗してフランツが出てきた時にはフンッとしながらルドルフのことを使えないやつって思いながら見ているし。
最後ルドルフの死の後はキスをしたあとぽいっと投げて、そのキスさえ嫌で口を拭こうとしている閣下がいたのが相変わらずりくくんルドルフにドS健在でよかったです!!笑


棺の場面では、棺はなかったもののイケコ指定の髪の毛をいじる仕草はあったし、シシィのことざまぁ見ろ〜と見ているのがいい。これでやっとシシィも来るかと思いきや、まだトートのことを愛していないと気が付き「死は逃げ場ではない」と突き放すのも良い。
あの時のまぁ様トートの動揺した表情が物語ってて大好き。
その後ですよ、現役さんの時から大好きでまぁ様トートに感情移入をもっともした2幕の「愛と死の輪舞」。もう苦しすぎるんですけど…。泣けるんですけど…。


そして最終答弁。
今回みっちゃんフランツと初共演ということで、ここのバトルをとても楽しみにしていました!
みっちゃんの揺るぎない自信によりまぁ様トートが怒りをあらわにするところが大好き。「あなたの愛を拒絶されるのを」「違うっっっっっ」の圧がよかった!!バチバチ感がたまらない!!


最後の昇天の部分では、当時よりもシシィへの愛情と包容力が増したような気がします。
まぁ様トート、みりおんシシィがきた時に口元がにやけるぐらい嬉しそうだったのがとても印象的でした。
 やっぱり閣下よかったね…と感動して泣けるのよ。

 


ガラコンってもっとコンサートっぽい形式かと思っていたら、がっつりお芝居もあって本当にエリザの本公演を観ているような感覚でした。

 

そういえば、トート閣下の一人称が「俺」なのがとてつもなくツボです。


挨拶はまぁ様らしい挨拶でもうニコニコでホッとされてて可愛かった〜♡
「次回また劇場で」と圧を強めにする挨拶、地方公演の挨拶で「次は宝塚大劇場で」とあくまでも宝塚大劇場に来いよと圧をかけていたのを思い出しました。

 


はやく4/30にならないかな。もう見たくて仕方がないエリザ。
この高揚感久しぶり。楽しい。やっぱりまぁ様トートが親であり、大好きであーる!!


次回は他のキャストについて書くぞ!