2022.3.5『今夜、ロマンス劇場で』
今日はれいうみコンビお披露目公演の月組さんを観劇!
リニューアル後初の東京宝塚劇場でした。
今日は2階席だったので、1階席の傾斜が変わったかは確認ができなかったのですが、椅子のクッションは弾力性が増したと思います。
まずは『今夜、ロマンス劇場で』。
映画も見てなかったので、この作品自体が初めて。
こんなにハートフルで最後泣かされるとは思ってもいませんでした🥲
ネタバレも含みながら感想を呟くので、ネタバレ観たくない人はリターン。
まず設定が面白いのね、この作品💡
毎日の擦り切れるように月城かなとさんことれいこちゃんが演じてた健司が見てた映画の世界の人たちである王女みゆきと家来たちとありちゃん隣国の王子大蛇丸たちがリアルな世界に飛び出てきてしまうという設定。
役としてのキャラクターがそのまま飛び出てくるのが面白いなあと。(だって普通生身の人間が演じてるから、演者の〇〇さんが出てくるイメージじゃない?)
健司が可愛い彩みちるちゃん演じる社長令嬢に見向きもせず映画の世界のみゆきに憧れを持ってるのがまたね、ガチ恋勢だわ🥰
しかも海乃美月さんことうみちゃんが演じるみゆきがこれまたはちゃめちゃで面白い性格で、こんなはちゃめちゃな人と健司の距離はいつ縮まるの?と思ってた前半。
シナリオのためにとデートに漕ぎ着けてキスしたそうな健司に対して電話ボックス越しにキスをしようとするみゆきを見て、みゆきは健司のこと好きにならないの?恋心はやはり気がつかないの?と思ってた前半。
まさか人に触れられないという条件付きでリアルな世界に飛び出してきたり、前半では全く見せなかったみゆきの本当の想いを知ってからうるっときて。どんどん見られなくなる映画の主人公であるみゆきが「私を見つけてくれてありがとう」と言った時に宝塚の世界とリンクするなと思ってました。
そしてるうさんも同じ体験をしてて健司とみゆきはこれからどうするか…というところからもう涙。
最後の年老いた健司のお芝居が大好きすぎました。
さっ、役ごとに。
まずはれいこちゃんの健司。
れいこちゃん、こういう素朴な人のお役お似合いだよね。大好き😘
映画の中の人に恋をしてその人たちが実際に飛び出てくるというのが面白い設定で、映画のみゆきのことが大好きなのはオタクのリア恋勢と同じだぞ、健司くんって思ってた!
普段はここぞという場面でドジを踏み決まらない(私の中ではちょっとウジウジしてる)健司が、みゆきにはハッキリ想いなどを伝えるところが良い😊
うみちゃんみゆき。
もっと大人っぽい女性を想像してたら、口調が武士ではちゃめちゃな行動をするのが意外すぎたお役だった!
最初は破天荒すぎたみゆきが、健司と一緒に生活していく中でどんどん変わっていくお姿もよかったな。
さて、鳳月杏さんことちなっちゃんの俊堂ちゃん。
もうキャラが濃いwwめっちゃ自意識過剰でこいう自分かっこいい、最高ってなってる俊堂ちゃん最高すぎた。そんな俊堂ちゃんが健司のことを励ますところがなんていい人なんだって見直した!笑
とにかくキャラが濃い、最高ww
って思ったらショーでも同じような場面があったww
ありちゃん大蛇丸
なのでもっと陰気なキャラかと思ってたら、めちゃ陽気なキャラクターだった!!
手の動きが絶妙に気持ち悪い(誉めている)
手の動きがもう大蛇丸のねっとりじっとりが出ている気がする。笑
映画のシナリオの展開をまってる大蛇丸たち面白すぎるんですけどw
彩みちるちゃんの社長令嬢の塔子さん。
なんて可愛らしいの、塔子さん。
みちるちゃんやっぱりお芝居がうまいから、月組にいてもなんの違和感もなかったです!
元々いましたよね?と言いたくなるくらい!
おだちんこと風間袖乃さんが演じる伸太郎。
いい人!おだちんぱっと引きつける力なんなんだろう。自然と入ってくる。
おだちんが演じる伸太郎は温かみのある人で健司のことを気を遣ってくれるいい人だなと。
るうさん・さちかちゃん・からんちゃんと月組には欠かせない名役者様方始め、月組さんはやっぱり下級生までお芝居が細やかで観てて楽しいとなりました!
目が足りない…。真ん中追うので必死…💦
さっ、次は『FULL SWING!』
To be continued…