オタクともちの観劇ブログ

manamania兼ヅカオタな私の気ままなあれこれ感想ブログ。

2020.11.14『NINE』観劇🎥

 

ゆうみちゃん(咲妃みゆさん)のお芝居が大好きっ!

ということで『NINE』を観劇してきました♪

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ストーリーの深い部分の解釈は、おそらく何度か観た方が深まると思う。

けど、何よりセットと演者さんたちのお芝居と歌が素晴らしすぎて、私はもう1度生で観たいと思ってしまった!!

 

あらすじは毎回恒例の公式さんHPにお任せをするとして…

https://www.umegei.com/nine2020/#story

 

正直NINEの世界観が苦手な人は苦手だと思う。

なぜなら、着地点が抽象的だから。

そして性的表現が(いい意味で芸術的な)ダイレクトさがあるから。

スランプ中の映画監督グイドと彼に関係のある女性たちで話が進んでいくので、芸術的な性的表現が出てくるんだよね。

ダイレクトな表現の仕方が、さすがブロードウェイミュージカルだなと思う!

あ、あと単純にグイドの複数人を愛すスタンスが受け入れられなければ、そもそも苦手って思っちゃうかもね。

 

さて、前置きはこれくらいにして。

 

まずはグイド役の城田優くん。

城田くんは先日の帝劇コンを除くと、なんと2015年のエリザベートぶりに観る役者さん(°0°)‼

トートの時は私が想像してたトート像よりも甘い歌声だなという印象だったけど、今回は違った!!

少年のような心を忘れないグイド。その表現の仕方が本当にうまい!子供がそのまま大人になってしまったってこういう人のことを指すんだろうなあって思う。ピュアな心という言葉がお似合い。

グイドって今のカサノヴァだとお芝居中に表現されているところがあって。グイド自身浮気をしている感覚ではなく、本当に"その人が好き"という感覚が、悪気がなく複数人にあるんだよね。普通に見たら浮気や不倫って思ってしまうけど、グイドは全然そんなつもりはないの!そしてその感覚を周りの女性たちはもちろん理解が出来なくて、本人と女性たちのギャップが生まれるんだろうなあと思う。

なによりも英語で歌う城田くんカッコいい〜!

低音ボイスで歌ってて、正直トートよりもグイドの歌い方の方が好みだなと♡笑

 

続いて愛しの咲妃みゆちゃんのルイザ。

ルイザはグイドの妻なんだけど、さすが奥様のルイザはグイドの性格をよくわかっている!

思慮深くて母性があって、グイドにとってよき母親のような存在でもあり、支えてくれる大きな存在でもあるんだろうなあ。

ただ、グイドはそこに甘えすぎなんだと思う。

ルイザはきっともっと妻として愛情を注いで欲しかったはずだし、自分だけを見つめて欲しかっただろうなあと思う。

だから痺れを切らして離婚を言い出すんだろうね。

ネタバレになっちゃうけど、グイドの最後の映画の題材として大切な思い出を使われるのは心を踏みにじまされた気持ちになってしまうのは当然だよねえ。(って見てて思った)

やっぱりゆうみちゃんのお芝居って繊細で、その役になりきる憑依型だなって改めて思う。

妻としての見透かしているような言い方とか、声のトーンとかこれを求めてましたというのを全て演じてくださるんだよなあ👏

ルイザがグイドに怒ってるソングの迫力が素晴らしかった!

 

土井ケイトさんのカルラ。

土井ケイトさんのカルラと屋比久知奈ちゃんは、この物語の性的表現の肝と言って過言ではないおふたり。

とくにカルラね!!

お衣装の色も赤。ルイザは緑でおそらく癒しの存在を表しているのに対して、カルラは情熱的だから赤なんだろうなあとも思う。

カルラは不倫相手ポジション。電話でベッドシーンを想像させ誘惑する人。カルラは本気でグイドのことが好きで、ついに自分は離婚までしちゃうからね!情熱的でまっすぐな人。だけど、グイドはカルラのことは大好きだけど、よき理解者の妻はあくまでもルイザで、カルラと結婚したいとは微塵も思ってないんだよね(あーあ、カルラかわいそう)。

だからカルラが最後心をぽきっと折られてしまった時はかわいそすぎるなと思った。

土井さんも英語(だったよね?)で歌ってて、迫力が素晴らしかった。今でも土井さんカルラの場面の印象が強くて頭に残ってる。

 

すみれちゃんのクラウディア。

すみれちゃんってミュージカルに出てるのかとびっくりした!!(まずそこから)

グイドにとって自分の映画の世界観の中でのヴィーナス的存在で、いつまでもヴィーナス的存在であってほしいと願っている。

けど、クラウディアは駆け出しのときに付き合ったグイドのことが大好きだったけど、グイドの性格上続かなかったんだろうね。未練があったものの、吹っ切れて新しい生活を送っているところにまたグイドが登場って感じがヒシヒシした。グイドの奥様(ルイザ)に言われて、グイドに会いに行ったけど、もうグイドは過去の人という印象だったな。(そしてルイザやはりグイドのために献身的だわ)

すみれちゃんは正直お芝居は抑揚があまりないなと思ったんだけど、歌い出したらあんなに情感たっぷりに歌えるのかと驚いた存在!

 

春野寿美礼さんのグイドママ。

母性が…😭

ニコニコしているグイドママ。ママはストーリー的な展開から、すでにこの世にはいない人なんだと思うんだけど、途中でふっと現れたり、回想のときのママの包容力とは…。

 

屋比久知奈ちゃんのサラギーナ。

グイドの人生を狂わせた張本人。

サラギーナって何が目的で少年時代のグイドたちに近づいたんだろう。堕落させたかったのかな?

とにかくサラギーナに出会わなければ、グイドの性生活と女性関係は今みたいにならなかったのは伝わってきたな!

グイドママはせっかく聖職者の方に進ませるようにわざわざ修道院に通わせてたのにね😢

最初サラギーナがまさか屋比久ちゃんだと思わなくて、びっくりしました!屋比久ちゃんも役者だよなあ。

 

前田美波里さんのグイドのスポンサー、ラ・フルール。

グイドとスポンサー契約したものの、スランプグイドにとっては天敵な存在。

しかも最後の方にわかるけど、美波里さんのスポンサーなかなか悪質だわな。

グイドも口から出まかせでのっかったのが悪いけど、グイドがこのスポンサーと出会わなければ、人生が変わっていたかもねえ。。

美波里さん、途中ダルマでラインダンスを彷彿させる場面があってびっくりした!すんばらしい!!

 

エリアンナちゃんのネフロフォラス。

ラ・フルールの秘書。まぁキャラが濃い!

エリアンナちゃんも相変わらず歌が上手だし、ドラマとかで出てきそうな圧の強い秘書だなと。

 

そういやリトルグイドが大前優樹くんだった!笑う男のリトルグウィンプレンぶり!!

歌が前よりも安定してたー👏

そしておっきくなっていました!

 

グイドは四六時中映画のことしか考えてなくて、周りの女性の存在を当たり前だと思って接してたからこそ、気がついた時にはもう誰もいなくなってしまっているんだと思う。

その孤独を味わっているグイドがあまりに痛々しくてかわいそうだった。

 

さて、セットですが、本当に豪華!

映画を撮るように実際にカメラが舞台上に置かれてて、そのカメラに向かって言っている様子がスクリーンに映ったり。英語詞のときには幕に訳を載せたり…。

あと演者さんたちがセットを回転させながら、お話を進んでいくのもBWだっ!って感じることが多かったり!とにかくあの映画の中のセットのような空間、使い方が斬新で見ててとても面白かった!!

演出も面白かったんだよなあ。とにかくセットの使い方と演出が大好きでした。

 

 

2020.11.23『アナスタシア』観劇🪐

 

星組さんの『エル・アルコン-鷹-』と『Ray -星の光線-』に合わせてアナスタシアも観劇してきました!!

https://kageki.hankyu.co.jp/sp/revue/2020/anastasia/index.html

 

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おそらく2019年宙組公演『オーシャンズ11』以来の大劇場ですよ!!

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たまらん!

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たまらん!!

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たまらーん!!!!

 

やっぱり大劇場っていいね。

久々に帰ってきた気がする( ´艸`)

アナスタシアのポスターのまかさん(真風涼帆さん)はかっこいいし、まどかちゃん(星風まどかさん)は激かわいいしで、大好きなポスターです♡♡

そんな話は置いといて…

 

結論から言うと、アナスタシア最高だった!!!

これぞ王道のミュージカル!!!

 

ブロードウェイ版を輸入したての作品だと、宝塚でもこんなにも歌繋ぎな作品になるんだって思った💡

朝夏(まなと)さんがご卒業されて、外部のミュージカルを触れるようになった私。歌、歌、とにかく歌!という作品にも触れる機会が多かったんだけど、宝塚でこんな壮大なミュージカルナンバーで繋ぐ作品に出逢ったのは初めてかも!今まで経験したことがないくらいです。

 

そしてなによりも曲が素敵すぎて、まるでディズニー映画を見ているよう😍(実際にディズニーアニメにもあるようで…!)

ディズニーが好きな人は間違いなくこの作品にハマると思うなあ💡

 

宙担には懐かしい3年前のロシアの匂いがすると同じ時代ですよ!(というか登場人物もかぶってるしね)

アナスタシアが小さい時からお話がスタート。

その後皇帝一家暗殺事件で命を取り留めたもののアナスタシアは、記憶喪失に。そのままお話は18歳のアナスタシアへ。記憶喪失になる前の小さい頃にナナ(マリア皇太后)に言われたパリで会いましょうというのが残っていて、パリを目指す。パリを目指すためにはビザが必要で、人からディミトリに会うよう勧められ、2人は会う。ディミトリとヴラドはマリア皇太后がアナスタシア捜索の懸賞金を狙っており、パリ行きを目指していた。アーニャにアナスタシアだと信じ込ませるように仕向けて(色々あった後に)、いざパリへ…!というのが私の記憶の中のあらすじ←

 

さてさて、タイトルロールをやっているアナスタシア役の星風まどかちゃん!

素晴らしすぎた(´;ω;`)

まどち、今回のために発声方法を見直したんだろうな…また歌が上手くなっている!!!難しいナンバーをしっかり歌い上げられているんだもん!組配属(もっと言えば組回り)から見ているまどちが公演ごとに成長をしているのを見ると、もう親戚のおばちゃんのような気持ちになって毎回涙なんですが(´;ω;`)

今回のお化粧も抜群に似合ってて、可愛い♡リアルプリンセスのよう!

 

ディミトリ役のまかさん(真風涼帆さん)はこれまたかっこいい。トップになってからの作品で私が好きなまかさんのお役はWSSのトニーだったんですよ。ゆりかちゃんってオーシャンズ11のような男前もかっこいいけど、ピュアなお役がとっても似合うと私は思っています。

ディミトリーは生きていく以上汚いこともやっているけど、地は頭が良くてとってもスマート。ピュアな人間だと思うんだよね。

何よりまかさんのディミトリーがかっこいい!

当たり役だと思う(⊃´ ³ `)⊃♥︎

 

そしてずんちゃんこと桜木みなとさんのヴラド!

久々にこんなに明るい本来のずんちゃんの持ち味が出たお役を見たなと思います!

本人もとっても楽しそう♡

物語的にディミトリ・アーニャ(アナスタシア)・ヴラドが並んで物語が進んでいくのですが、この3人の並びもとても新鮮に感じました。

 

そして和希そらくんのリリー!

1幕は全くリリーとして出てこないから、電車の中の乗客等々バイトしててそれはそれで吹きそうだったけど、2幕で登場するリリーのインパクトとやら😍

ずんちゃんヴラドの恋人、すっしーさん(寿つかささん)のマリア皇太后の秘書として登場するんだけど、ちょっと気が強そうで、でも臨機応変に対応ができそうなデキル女という感じがプンプンする!そしてずんちゃんヴラドと恋仲だなんて?申し訳ないけど、こっちがなんかくすぐったい気持ちになって笑いそうになる。(役としてみなさいなって感じだけど)

 

キキちゃんのグレブはまたなんとも可哀想なお役で…。

 

私もまだ1回しか観れてないからきちんとした感想が言えないんだけど、涙ポイントがすでに3箇所ありまして。

 

1幕で皇帝一家暗殺事件の時に記憶喪失になったアーニャが、2幕に徐々に記憶を思い出し、色々あった後にナナ(マリア皇太后)に本当の家族として受け入れられるところがもう涙。

 

そのあとアーニャを気にかけていたグレブ(アーニャが反政府主義者枠だとマークされていた)とアーニャが遭遇し、グレブが自分の立場と、自分の本当の気持ちとで揺らいでいるところがもうつらくて涙。

 

そしてフィナーレのデュエダンで号泣です。

なにあの素敵すぎるデュエダンは!!!!

まどちショックの専科行きニュースの前に観劇したのにも関わらず、もうあの空間が幸せすぎて涙が止まらなかったよ。

 

あ、他にも気になってたところはですね、2幕のパリでマリア皇太后とアーニャが会えるようにするために白鳥の湖を観劇している場面!

あそこのロットバルトのきよちゃん(優希しおんくん)が凄すぎて…!宙組生としてデビューした潤花ちゃんオデットがフェッテしてるところで、くるくるビューンって軽快に通り過ぎていくもんだから、そっちの印象が残ってる🤣

きよちゃんの身体能力の高さが活かされていたわ!

 

あとフィナーレ男役群舞のずんちゃんがめちゃくちゃかっこいいです。桜木さん、いつのまにあんなにかっこよくなったんですか。。。

今回はずんちゃんのあの可愛らしさが出るお芝居のお役からのフィナーレでの男役としてのかっこよさが出てて、私はずんちゃんにこれを求めていたぞーってなってました。(誰目線)

 

そしてそして宙組さんやはりコーラスがすんばらしい👏

あんなに難しいナンバーだらけなのに、綺麗にコーラスされているんだもん!!!

さすが宙組さんだなと(*´艸`)

それにやっぱり群舞が綺麗です✨

 

宙組最高〜!!

お写真は左がロシアの1幕、右がパリの2幕前です。


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アナスタシア、ムラが近ければ通いたかった…。

 

東京で待つ!!!

(笑)

 

 

2020.11星組『Ray -星の光線-』

前回に引き続き、星組梅田芸術劇場公演の感想を書いていきます!

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今回はShow Stars『Ray -星の光線-』。

つい先日(9/20)まで宝塚大劇場公演と東京劇場公演でお披露目だったこのショー!

本来全国ツアーだった仕様に変更されていました✨新たなショーを見ている感覚💡

 

中村一徳先生のショーって生徒への愛があるから大好きです♡

毎回思うけど、中村B先生ショーのプロローグのトップさん登場の仕方がかっこいいんだよな!

今回のことちゃん(礼真琴さん)もしかり。

歌い終わったあと爆踊りからスタートってことちゃんらしいよね♡♡

しかも 幕が開いたら組子が勢揃い!テンションが上がる〜!!

 

今回のプロローグ、舞空瞳ちゃんことひっとんが歌う場面が増えていました♡♡「あなたの〜」の前にひとフレーズ歌うようになってる😍😍

そして真ん中で踊るこっとんコンビ(ことなこって多数が言うけど、私はこの「こっとん」って響きがとっても好きなのです)、どんなに細かいフリでも踊りがピッタリだし、ひっとんが隣にいる時のこっちゃんが爆裂かっこよく男前になるので大好きです♡ことちゃんのあのイケメンな表情と、ひっとんの"ことさん大好き"オーラが堪らなく好き(*´艸`)

前回銀橋で華形ひかるさん(みつるさん)がひっとんのことを口説いてたポジションは綺城ひかりさんことあかちゃんが!あかちゃんは紳士…お兄ちゃんで優しいなあと思ってたら、こっちゃんがぐいっと引っ張るもんだからもう最高ね♡ちなみに21日はことちゃんの引っ張り方がソフトだなって思ってたんだけど、千秋楽は大胆になってたwこの振り考えてくれた先生ありがとう!!!←

 

プロローグ総踊り後のこっとんデュエットソングが、ことちゃんのソロナンバーへ!歌詞が大劇場公演のデュエダンの歌のような歌詞で、ひっとんに向けて歌ってるなあと勝手に思ってました(笑)

ことちゃんノリノリだし、個人的には手拍子を入れたくなるナンバーだったんだけど、みんなは聞き入りたいタイプだったのかな?

 

続いて場面としては同じ金星の輝き、今回は天飛華音くんが中心となっていました!歌割りは何人かとなってたけど、大部分が天飛くん!天飛くん本当に研5ですか?(いや、ひっとんもだけど)って思うくらい男役としての舞台度胸があって、やはりうまい!!研5の男役であんなに堂々と空間を埋められるのが素晴らしすぎる!!

 

こちらも大劇場ver.から引き続きのタンゴの場面は相変わらず大好き♡♡

この場面に限らず娘役さん今回みんなウィッグを新調してて、これまた新鮮だったりするよねー!

私的なタンゴの場面のツボは、ひっとんの脚捌き、ことちゃんの引き締まったお尻が綺麗に見えるところ←とターバンが似合っているところ!そしてそして、前回はみんなで座ってやってたシー🤫というところ!

今回はこっとんコンビでやってて、2人のしゃがむタイミング、しー🤫ってやるタイミング、立ち上がって後ろを向くタイミングが揃っててめっちゃ綺麗!!たまらん!

 

そしてこちらも大劇場ver.と変わってはいないですが、スピリチュアルの場面。

愛ちゃん(愛月ひかるさん)のスーツの着こなしとハットの持ち方・被り方に惚れ惚れする。かっこいい。

前回美稀千種さんが歌ってたポジションをあかちゃんが!あかちゃんかっこよかった!今まで聞いたことがないくらい歌が安定してた♪

 

中詰の霊鳥は新たにひっとんがワンフレーズ歌うようになっていました!(前回みつるくんが登場してたからおそらくその代わり)

ちなみにひっとんが一度歌ったあとはけてもう一度出てくる時、少しの時間でウィッグを変えているんですよー!まずはダウンスタイルで宝石?刺繍?を散りばめたようなスタイル。その後アップスタイルにしてるんです!めっちゃ細かい!そしてどちらも大変お似合いで素晴らしかった!!

中詰の皮切りを担ってるひっとん、羽扇を使って歌ってるんだけど、めっちゃかわいい。1幕でギルダとか言うかっこいい女海賊をやってたひっとんは何処へっていうくらい可愛い…。

ただ可愛いだけではないのがひっとん!タンゴの場面や中詰登場のことちゃんが歌ってる場面の表情がとても強いお姉様のドヤ顔で、私はそこも大好きなんです♡

そしてことちゃんのこと登場の時の歌声が色っぽくて大好き♡

中詰の愛ちゃんとのデュエットの場面は愛ちゃんが歌ってる途中からひっとんが参加する流れに変わっていたんだけど、愛ちゃんが歌ってるところのメロディーと雰囲気がとても好きでした!

そうそう、中詰男役赤チャイナの中心の並びが左からあかちゃん・ことちゃん・愛ちゃんだったんだけど、あかちゃんと愛ちゃんのチャイナの着こなし方が綺麗で抜群に良い。やっぱり身長があるし、なにより着こなし方を研究しているのがとてもよく伝わってきます。

 

オリンピアロケットでは、3人のコーラスが大劇場よりも綺麗!ほのかちゃんの代わりに入ったのが都優奈ちゃんでした!3人のコーラスが綺麗だったよ〜♡ちなみに都優奈ちゃんのことは先日スカステでやってた食聖の新公でやっと顔とお名前が一致しました(笑)

 

大劇場ver.ではオリンピックに因んだ場面だったところを、今回はギリシャの愛がテーマになっていました。

お衣装がみんな青い!ことちゃんは青のフワッとしたお衣装、ひっとんは水色のフワッとしたお衣装でパンツスタイルなのがとっても綺麗だった!最初デュエットで歌ったり踊ったりしてるのですが、それだけで尊い

みんなが出てきた後階段に座ってゆらゆらしているトップコンビが尊い

ことちゃん率いて踊る場面があったり、愛ちゃん・ひっとん・あと誰だっけ…のグループ分けで踊ったりするのもいいし…。確かことちゃんが前で踊ってる時にひっとんが後ろで柚美さんと楽しそうにされていたりするのを見たりすると胸がキュッとなる。

それにことちゃん中心に真ん中に集まるところでも柚美さんに頭をきゅっとしているのがこれまた胸熱でした。

まだ気が早いけど、将来サヨナラショーが来てしまったら…この場面をぜひ使って欲しいな。(今はまだ全然考えたくないけど)

 

そしてフィナーレの天華えまくんことぴーすけ!歌が安定したよね!堂々としている(*´艸`)

あまとくんもさすが…で、可愛いプリンセスひっとん♡

ここのひっとん本当に可愛い!今回はブロンドストレートヘアでそれもまた可愛い♡(だが、好みは大劇場ver.)ひっとんの可愛さにやられている男役たちを見て、娘役たちがぷんすかしてるのも可愛いよね!

大劇場期間は残念ながら観に行けなかったんだけど、Blu-rayの映像から比べて楽しそうに歌うようになったなあって!なんか自信がついたように見えるのよね、ひっとん♪

 

そしてそして男役群舞です!!

東宝公演から思ってたけど、星組さんめちゃくちゃ群舞が揃うようになったよね!

黒燕尾の群舞がかっこいい!

あと個人的に好みなのが、ことちゃんが髪をかき上げながら前に進もうと足をあげる振り♡なんでか具体的な根拠は言えないけど、とにかく好き(*´艸`)

 

この踊った後にことちゃんからスタートするYou're my sunshine☀️

信じられない、ことちゃんの肺活量…。笑

みつるくんの歌割りだったところにぴーすけが、せおっちの歌割りにあかちゃんが入ってるんだけど、あかちゃんが高音アレンジして歌ってて、歌が上手くなった!かっこよかった〜!からの愛ちゃん"I am your sunshine."の歌い出しの声が好きなんです。

 

最後にデュエダン💃🕺

大劇場ver.と変わってディズニーの星に願いをに合わせたデュエダン!

振りが細かくてテンポが速いのに、あんなにコロコロ表情を変えながら揃えて踊るお2人が可愛すぎて😍可愛いんですよ!

最初と最後のアップテンポなところから、途中でしっとりの場面の切り替えも素晴らしいし…。私がここ7年で見ていた宝塚の中で1番デュエダンの息がピッタリかつ爆踊りができるお2人ではないでしょうか。

何よりお2人が楽しそうに踊るので、見ているこちらも幸福感を味わえる(*´艸`)

(ことちゃん、歌声ももちろん素晴らしすぎるのに、歌は趣味、踊りが本業ですって見えちゃうくらいガッツリ踊るよなって)

 

体感5分もしないくらいにもうパレード!!あっという間すぎるショーだった!

 

ことちゃんも千秋楽でおっしゃってたけど、(お稽古から合わせると)約1年間やってたRayがついに終わってしまったのが、ファンとしても寂しい…。とっても楽しいこのショーがこっとんコンビのお披露目で良かったなと改めて思います😚

 

そういえば、23日のソワレの挨拶でことちゃんが、

「もう半分が過ぎようとしてて、ああ、あっという間…」

みたいなことを言った時に柚美さんがふふって笑われてて、(ことちゃんの)母よ〜😭となりました!笑

 

千秋楽のことちゃんの挨拶ももう面白くて面白くて!!本来なら休み明けに心置きなく公演ができるねというタイミングで、バックヤードがわかってきて、自分のペース配分も掴めてきたところで千秋楽って言ってたのがもう爆笑🤣

でもその気持ちは痛いほどわかる!だって本当に千秋楽はお芝居も深まってたし、Rayもパワーが炸裂してたしで、もっともっと観たかった公演だったもの!!何よりどちらも面白くてリピしたくなる公演。全ツにもってこいの作品だったよー!!!!!!

そして千秋楽のご挨拶で今回から副組長デビューのなっちゃん(白妙なつさん)がことちゃんに振る前に

「極悪非道なティリアンから純真なロミオになれるか未来の母はとても不安です」

って言ってたのも爆笑だった🤣

そしてもう2つ爆笑だったのが、まずご当地紹介で綾音美蘭ちゃんことまりなちゃんが、前に出てきた後「粉もんも好きやけど、やっぱり宝塚が1番やー」って言った後に逃げるように自分の立ち位置に戻ったこと!面白すぎて全てを掻っ攫っていったww

その時に爆笑していることちゃんの「ははははは」「ふふふふふ」っていう笑い声と笑顔が私はたまらない(もう礼真琴さん沼に堕ちているな、私。笑)😍

 

そしてもう1つが、カテコ3回目(?)で、ことちゃんが

「わたくし考えました、星組も千秋楽何かやりたいと。」

からのあの体育祭の応援の時みたいなやりとり!!

ことちゃん「熱いぜっ!」
組子&客「星組!!」✊
ことちゃん「燃えろっ!」
組子&客「星組!!」✊
ことちゃん「進めっ!」
組子&客「星組!!」✊
ことちゃん「星組〜!?」
組子&客「パッショ〜ンッ」✊fuuuuu

 

もう大爆笑の千秋楽のご挨拶でした🤣

実はこの時のガッツポーズをしているひっとんの手の挙げ方が可愛いんだな!腕が長いから余ってるw

この千秋楽の様子を流してたスカステニュースを録画してて、笑いたい時に何度も見返しています🤣

 

私は生では2回しか観れなかったけど、遠征して本当に良かったと思える作品でした。

 

Rayということで、このアクリルカードとともにおさらばしましょう。また!

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2020.11星組『エル・アルコン-鷹-』

 

おはようございます!

いままでインスタで観劇の感想をひたすら書いていましたが、今度からはてなブログで書いていくことにしました✍️

こういう風にブログをしっかり書くのは大学生ぶりなので、もう設定からてんやわんや。探りながらのスタートです。

 

ということで、記念すべき初投稿を飾るのは、星組梅田芸術劇場公演『エル・アルコン-鷹-』/『Ray -星の光線-』です!

(スマホからだとフォントとかどう設定したらいいかわからない…) 

あらすじは公式さんにお任せとして…

https://kageki.hankyu.co.jp/sp/revue/2020/elhalcon/index.html

 

私は11/21(土)16:30公演と11/23(祝)16:30公演を劇場で、11/28(土)13:00公演をライブ配信で観劇しました。

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まずは、『エル・アルコン-鷹-』。

16世紀のイギリスが舞台。

史実をもとにお話が描かれているので、世界史を専攻していた人は懐かしく感じるかと。

ティリアンの小さな頃からスタートし、そのあと主題歌に合わせ登場人物が勢揃いの場面を見ると、宝塚を観にきたぞー!!って気持ちになる。

 

礼真琴さんこと、ことちゃんが演じるティリアンは、開演アナウンスからティリアンボイス!!ことちゃんの低音ボイスにさらに磨きがかかって、ドス黒い低〜い声になっていました。

もうそれだけでもう痺れる。(笑)

今までのことちゃんってエネルギー放出系のお役が続いてたと思うけど(トップになってからだとヴォルフガングに丹礼真)、ティリアンは内に秘めた野心をメラメラ燃やしている内側のエネルギーをとてもよく表現されていた気がします。

何より極悪非道(に見えがち)なティリアン、なんせカッコいい♡♡赤と黒のお衣装がとってよお似合い!!

ことちゃんのティリアンは単なる極悪非道な人物には感じませんでした。

ふとした瞬間の孤独の哀愁と、万里柚美さん演じる母親のイザベラの接し方、舞空瞳さん演じるギルダとのを接し方を見て本当はとても愛情深い人ではないのかと。

ただ、イギリスと敵対しているスペイン人のため虐められたり、父親が定かではない中で自分の存在を模索していて孤独を感じ、自分の存在価値を見出すために野心のままに生きる(スペイン艦隊アルマダの軍人を目指す)ようになったのではないかと私の憶測です。

そして地頭がいいよね、ティリアン。

(もしや初演のとうこさんって地頭がいいお役多い?スカピンのパーシーとかもそうだし…)

 

こっちゃんティリアンって正直である意味まっすぐでわかりやすい人だよね!!

有紗瞳ちゃん演じるペネロープ・ギャレットは昇進のためのコマとしか思っていないから、ペネロープを抱くときの目が笑ってない。凍っていて見ている方が怖い。

なのに「もう1度ここに来なさい」と言われたら、そりゃあ私だって嫌がる素振りはするもののキュンとときめいてしまうわと。笑

 

そんなティリアンがギルダを誘う時は、めちゃくちゃ甘〜い(歌)声で誘うし、目が本気だし、開襟までしてるしで、もうときめきでしかない♡♡

やっていることはぶっ飛んでいるけど、こういう真っ直ぐな人嫌いじゃないなと思いながら見てたのでした…。あーあ、カッコよかった…。ティリアン…笑

ことちゃん包容力が出てきたよね。

 

さて、続いて舞空瞳さん演じるギルダ!!

オープニングでギルダが登場した時の高音がスコーンと綺麗に出てて感涙(´;ω;`)

ひっとんめちゃくちゃ歌が上手くなってて。観劇する度にひっとんの成長幅にただただ驚く。そして毎回感動する。

遠野あすかさんが大人っぽいイメージがあったので、ひっとんはどうなるか正直気になっていたのですが、やっぱりひっとんお芝居も上手いわ〜!!毎回お役になりきっててお芝居心があるなと思っていて。

あすかさんのギルダのイメージを壊さないように大切にしつつ、ひっとんならではの凛とした役作りになっていたかと思います!

何よりひっとんが「撃て、撃ち続けなさーい」とか言っているのが新鮮!これまたかっこいいんだよなあ(声がかわいいから、結果かわいいって声が漏れる)。踊りながらの剣捌きもめちゃくちゃキレッキレでカッコよかった〜♡

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ティリアンとギルダが絡むベッドシーンを始め2人の会話のところはやはり個人的にはキュンキュンするポイントでして。

ベッドシーンでギルダの傷跡を優しく愛おしそうに撫でるティリアンがたまらない。

このあとから、ふとした瞬間に2人ともファーストネームで呼ぶのでキュンキュンする。

あとギルダの領地のウェサン島を奪還し、ギルダに旗を渡すところ…照れ隠しみたいなティリアンがこれまたかわいいんだよな。

やっぱりティリアンに恋してるし、ギルダに憧れるわ。笑

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そして愛ちゃんこと愛月ひかるさんのルミナスくん!

愛ちゃんあなたはなぜそんなにマント裁きが綺麗なのでしょうか…。

マントを翻しながら下手にはける場面があったんだけど、

愛ちゃんのキラキラ貴公子的なお役を久々に見ました!登場した時からの好青年な大学生が緻密に役作りされているなあと💡

私の中では、モンテ・クリスト伯の息子くん(アルベール)が彷彿されました!!

 

あかちゃんこと綺城ひかりさんのジェラード。ティリアン少年時代と今との年齢差を巧みに演じられてたなあと思いました!

あかちゃん自身若いし、顔も丸顔さんで若く見られがちだから、青年になったティリアンの時代のジェラードは髭をつけるだけではなく、髪の毛をもじゃもじゃにしたり、腰を曲げてたりしてティリアン少年時代との差をしっかり表されていました!

 

くらっちこと有紗瞳さんのペネロープ・ギャロップは漫画のキャラを表すために、くらっちにしては珍しいセリフ回しだったなあと!(いい意味で抑揚があまりない)

天華えまさんことぴーすけエドウィン・グレイムの同期のカップルも可愛かったです♡(ティリアンによって裂かれるけどw)

 

そして天飛華音くんのキャプテンブラック!

あまとくんは研5なのに舞台度胸もあるし、なによりお芝居も歌も(そしてダンスも)全部うまい!!これからが楽しみで仕方がありません(*´艸`)

 

他にも遥斗勇帆くんのエドワードや音波 みのりちゃんのジグリット兄弟もいい味を出していたり。今作品で専科デビューの万里柚美さんまさかの初演と同じティリアンの母役をされていたり。

個人的には輝咲玲央さんの渋おじと声がすきなので、たまらなかったりと…見どころがたくさん!

何より下級生も活躍してて、リトルティリアンを二條華ちゃんが、そして舞台となるプリマスの酒場の歌手を都優奈ちゃんが、今回の舞台では経緯は描かれてはいないけど、ティリアンに助けられついていくと決意した水夫のニコラスを咲城けいくんが演じていました!

正直私は宙組さん以外の各組の組子に疎かったもので、これで一気に下級生を覚えられたぞ!

星娘で忘れてはならない、桜庭舞ちゃんと水乃ゆりちゃん。

桜庭舞ちゃんことまめちゃんはなんて強烈な(キラキラ少女漫画の無知な女の子)のキャラを演じてて、もうインパクトがありすぎた!お衣装もピンクのフリフリドレスだもん!

水乃ちゃんはひっとんギルダの子役を演じてて、可愛らしかったです💓

ひっとんも水乃ちゃんもすらっとしてて超絶小顔の丸顔だもんなあ!

 

28日の千秋楽を見て、1週間前遠征した時よりもお芝居に深みが出てて舞台が引き締まっていたことに感動しました。

ことちゃんも挨拶で言ってたけど、8日間って短すぎる😭

 

ってつらつら感想書いてたらかなり長文になってしまった😱

Rayはまた別の記事で書きます!